冷蔵庫

冷蔵庫の温度設定、実は間違ってる?正しい使い方で食材を守ろう!

Contents

1. 冷蔵庫の温度設定、気にしたことありますか?

毎日なんとなく使っている冷蔵庫。実は「温度設定」って、意外と奥が深いんです。私は正直なところ、結婚して10年、冷蔵庫の設定なんて一度も見直したことがありませんでした。でもあるとき、買ったばかりの野菜がやたらと早くしなびるし、冷凍庫のアイスはカチコチすぎてスプーンが折れそう…。これっておかしいよな?と気づいたのがきっかけです。

温度設定って、買ったときのままでOKと思い込んでいたんですが、それが間違いの始まりでした。調べてみると、冷蔵庫の適正温度って季節や食品の種類によっても違うし、実はけっこう繊細な調整が必要なんです。

この記事では、「なんとなく設定」で使ってしまいがちな冷蔵庫の温度について、見直すべきポイントや、間違いやすい落とし穴についてご紹介していきます。自分自身の反省も込めて、少しでも皆さんの暮らしが快適になるヒントになればうれしいです!

1-1. なんとなく設定していませんか?

購入時のまま、設定を変えたことがない

私もそうだったんですが、冷蔵庫って買ったときの設定のまま使い続けていませんか?たいていは「中」とか「標準」とかになっていて、なんとなくそれで十分な気がしてしまうんですよね。

でも、家族が増えたり、自炊の頻度が上がったりしても、そのままにしておくと中の温度が合わなくなってくるんです。とくに、食材の量が増えると冷気がうまく循環しなくなって、思ったより冷えてない…なんてことも。

冷蔵庫って毎日使う家電なのに、設定については「ノータッチ」な人、多いんじゃないでしょうか。私も完全にその一人でした。

夏と冬で調整したことがない

もうひとつ盲点なのが、季節によって冷え方が変わるってこと。夏は気温が高いので、冷蔵庫がフル稼働しますよね。でも、冬になってもそのまま「強」設定にしておくと、逆に冷えすぎて野菜が凍ってしまったりします。

私も冬にキャベツがシャリシャリに凍っていたときは、正直びっくりしました…。野菜室だから大丈夫と思い込んでいたのですが、設定を見直してなかったのが原因でした。

設定って、季節の衣替えと同じように見直すべきなんですね。

食材がすぐ悪くなるのはなぜ?

買ってきたばかりの食材がすぐ傷んでしまう。これって、保存の仕方だけじゃなくて、温度設定も大きく関係しているんです。

たとえば、冷蔵庫の中が冷えすぎていたら、乳製品が分離しやすくなったり、野菜が乾燥してしまったり。逆に冷えが足りないと、細菌が増えやすくなって傷みやすくなるんですよね。

私もヨーグルトがドロドロになっていたときに、「これ腐ってる?」と焦ったことがありました。あとで温度設定を弱めにしていたことに気づいて、納得しました。

1-2. 適温を知らずに使っているリスク

「強」にすれば冷えると思っていませんか?

なんとなく「冷えが足りないな」と感じたときに、設定を「強」にしていませんか?私もそうでした。でも、強にすれば確かに冷えますが、それが「適正温度」かというと別問題。

たとえば、チルド室が冷凍庫みたいになってしまって、ハムやチーズがバリバリになったり…。これ、冷えすぎのサインかもしれません。

実際の庫内温度を意識していない

設定ダイヤルで「中」にしていても、実際の庫内が5℃になってるとは限らないんです。食品の詰め方や扉の開閉頻度によって、冷気のまわり方が変わるので、温度にムラが出やすいんですよね。

私は一度、温度計を入れてチェックしたことがあるのですが、「中」なのに7℃もあってびっくりしました。それ以来、たまに温度チェックするようにしています。

食品の保存期限を短くしているかも

冷蔵庫の温度が適切じゃないと、せっかくの食材もムダになってしまいます。消費期限内なのに色が変わっていたり、においが出たりすると、もったいないですよね。

私はそれが嫌で、毎週のように食材を捨てていた時期がありました。でも、温度設定を見直してからは、明らかに持ちが良くなったと感じています。

2. 冷蔵庫の正しい温度設定とは?

なんとなく使っていた冷蔵庫の温度設定。でも、実はちょっとした見直しで、食材の持ちがグッと変わるって知ってましたか?
私自身、以前は「強にしておけば冷えるでしょ」と思い込んでいました。でも、気づかぬうちに野菜が凍ってしまったり、逆に冷凍室のアイスが溶けかけていたり…。それって全部、温度の設定ミスが原因だったんです。

ここでは、「理想の温度って実際どうなの?」「なぜ温度設定が狂うの?」「じゃあどうすればいいの?」という3つの視点から、冷蔵庫の正しい温度管理についてご紹介していきます!

2-1. 冷蔵・冷凍室の理想的な温度

冷蔵室は3〜5℃が目安

まず、冷蔵室。基本の目安は3〜5℃です。この範囲であれば、飲み物やおかず、乳製品などがちょうどよく保存されます。低すぎると野菜が凍るし、高すぎると食材が傷みやすくなるので注意が必要です。

私の家では、以前「強」に設定していて、キュウリがシャーベットみたいになっていたことが…。野菜が一番おいしい状態で保てるのは、やっぱりこの3〜5℃の間なんですね。

あと、冷蔵室って奥と手前で温度差が出ることもあるので、すぐ使うものはドア側、傷みやすいものは奥に置くのがポイントです。

冷凍室は−18℃以下が基本

次に冷凍室。ここは迷わず、−18℃以下が理想です。これは食材内の水分をしっかり凍らせて、細菌の繁殖を防ぐ温度帯。これ以上だと、冷凍焼けしたり、風味が落ちたりするリスクが高くなります。

市販の冷凍食品も基本はこの基準で作られているので、家庭でも同じ温度を保つことが大事なんですね。

ちなみに私はアイス好きなんですが、冷凍庫の温度が甘いと、アイスが「しゃりしゃり」に変化…。温度を−20℃に保つようにしたら、スプーンの入り心地がまったく変わって感動しました(笑)

野菜室・チルド室の適温も確認

意外と忘れがちなのが野菜室とチルド室。この2つも温度帯が微妙に違います。

  • 野菜室:3〜7℃前後
  • チルド室:0〜2℃前後

野菜室はあまり冷やしすぎると凍る原因になります。特にレタスやきゅうりなど水分の多い野菜はデリケートなので、冷えすぎ注意。

逆にチルド室は、お刺身や生ハム、練り物などをちょっと低めの温度で保つための場所。うちではよく豆腐や納豆をここに入れていますが、2〜3日長持ちしてくれる気がします。

それぞれの部屋に合った使い方をすることが、食材をムダにしないコツなんですよね。

2-2. 間違った温度設定が起こる理由

設定ダイヤルの表示があいまい

冷蔵庫の温度設定って、だいたい「弱・中・強」みたいな表記ですよね。これが一番の落とし穴。

私も最初は「強=よく冷える」で便利だと思ってました。でもそれ、必ずしも実際の温度とは一致してないんです。製品ごとに「中」が4℃だったり5℃だったりするし、庫内の状態でも変わります。

だからこそ、「ダイヤルの位置」だけじゃなく、実際の温度をチェックするクセをつけるのが大事なんです。

食品の詰めすぎで冷気が循環しない

我が家もやりがちなんですが、買いだめして冷蔵庫パンパン!ってことありませんか?

実はこれ、冷気の流れを妨げてしまう原因なんです。冷気って上から下、あるいは後ろから前へと流れる設計になってることが多くて、それを食品がブロックしてしまうと、部分的に冷えにくくなるんですね。

特に冷蔵室の奥の方にお肉や牛乳を押し込むと、思ったほど冷えてなくて「えっ、まだぬるい…?」なんてことも。

冷気の通り道をふさがないよう、余裕ある収納を意識することが温度管理のカギです。

ドアの開閉頻度が影響する

冷蔵庫って、何気なく開け閉めしてませんか?これも温度管理には影響大なんです。

うちの娘は、よくジュースを探してはしばらく扉を開けっ放しに…。そのたびに庫内の温度が上がってしまい、食材にも影響が出るんです。とくに夏場は注意ですね。

また、開ける回数が多いとセンサーが「もっと冷やさなきゃ」と誤認して、逆に過冷却になることもあるので、できるだけ一回でまとめて取り出すのがおすすめです。

2-3. 温度管理を正しくする方法

冷蔵庫用温度計を活用する

私が最近買って良かったアイテムが、冷蔵庫専用の温度計。Amazonで1000円前後で買えるもので、庫内のどこに置いてもOK。

これを使えば、「あれ?ちゃんと冷えてる?」と疑問に思ったときもすぐ確認できますし、設定を変えた後の反映も見える化できます。

口コミでも「これで野菜が凍らなくなった」「冷凍庫のムラが減った」と高評価が多いですし、個人的にもコスパ最強アイテムだと思います。

食品の置き方を工夫する

冷蔵庫の中、どうしても雑多になりがちですが、置き方を工夫するだけでも温度管理はだいぶ違います。

・冷気の吹き出し口の前には物を置かない
・冷蔵室は7割くらいの収納率に
・よく使うものは手前に配置する

私はこれだけでも冷えムラが減ったと実感しています。特に冷凍室は立てて収納するのがおすすめ。冷気が通りやすくなります。

季節で温度設定を変える習慣を

夏と冬で気温が大きく変わる日本では、季節によって冷蔵庫の働き方も変わるんです。

夏は庫内の温度が上がりやすいので、少し「強」めに。冬は逆に「中」〜「弱」でも十分冷えます。
私の場合、冷蔵室の野菜が冬に凍りかけたことで、「あ、設定見直さなきゃ」と気づきました。

冷蔵庫も衣替えと同じで、季節の変わり目に設定を見直すのがベストですね。

3. 温度設定を見直して食材と電気代を守ろう

冷蔵庫の温度設定って、普段あまり意識していない方も多いと思います。私も以前は「中」にしておけばいいでしょ、くらいにしか考えていませんでした。でも、実際に庫内温度を測ってみたら「えっ、こんなに高いの?」とびっくり。

正しい温度管理は、食材の鮮度を保つだけじゃなく、冷蔵庫の性能や電気代にも大きく関わってきます。ちょっとした気づきと工夫で、毎日の生活がグッと快適になるんですよ。

それでは、具体的なポイントをおさらいしていきましょう!

3-1. 適温設定が冷蔵庫を長持ちさせる

設定ミスが食品の劣化を早める

冷蔵庫の温度が高すぎると、野菜がすぐしなびたり、牛乳がすっぱくなったり…。私も以前、スイカが中でべちゃべちゃになって悲しくなった経験があります。適温にしておけば、こうしたムダを防げますし、買った食材を最後までおいしく使い切れます。

冷蔵庫の性能を最大限活かせる

冷蔵庫も家電ですから、正しい温度で使うことで本来の性能をしっかり発揮してくれます。設定がずれてると、冷却にムラが出たり、機械に余計な負荷がかかることも。

電気代節約にもつながる

私が特に実感したのがこれ。設定を「強」にしっぱなしにしていた頃は、電気代が思ったより高かったんです。適温に調整したら、月に数百円は節約できました。小さいようで、年間で見ると大きな差ですよね。

3-2. 家庭でもできる温度管理の工夫

設定ボタンの意味を理解する

まず大切なのが、冷蔵庫の「中」「強」「弱」が何度を示しているのかを知ること。これ、機種によって全然違うんです。
私はある日、説明書を読み返してみてびっくり。「中」が5℃設定と思っていたら、実際は7℃近くあったんです。取扱説明書やメーカーの公式サイトをチェックするだけでも、温度管理の精度はぐっと上がります。

年に一度は温度を見直す習慣を

季節によって冷蔵庫の動き方って変わるんですよね。夏は気温が高く、冷却にエネルギーを使うので「中」でも実は足りなかったりします。逆に冬は冷えやすいので「弱」にしても問題なかったり。

私は春と秋のタイミングで「設定、今のままでいいかな?」と見直すようにしています。ちょっとした習慣ですが、これが食品の鮮度や電気代に意外と効いてくるんです。

家族と共有して使い方を統一

もう一つ大事なのが、家族で冷蔵庫の使い方を共有すること。冷蔵庫のドアを頻繁に開け閉めしてしまうと、庫内の温度が不安定になります。

うちでは、「冷蔵庫のドアは開ける前に中身を思い出す!」というルールを作りました(笑)。あと、食品の置き方も大事で、冷気の吹き出し口をふさがないように気をつけるようにしています。こういう小さなことの積み重ねが、結果として冷蔵庫の健康にもつながるんですね。

3-3. まず温度を測ってみよう

冷蔵庫用温度計を買ってみる

「なんとなく設定してるけど、実際の温度ってどうなってるの?」と思った方。まずやってほしいのが温度計の設置です。

私は冷蔵庫用温度計を、冷蔵室と冷凍室に入れて使っています。コンパクトで、場所もとらずに置けますし、なにより数字で確認できる安心感が大きいです。

冷蔵・冷凍・野菜室ごとに計測

冷蔵庫って、部屋ごとに温度が全然違うんです。私が実際に測ってみたところ、冷蔵室は設定よりも高めで、野菜室は想像以上に暖かかったんです。特にチルド室や野菜室は、思っていたより温度が高くなりがち。

食材に合わせて、どこに置くかを見直すいいきっかけになりました。

設定温度を季節に合わせて調整

最後に、温度設定を季節ごとに調整するクセをつけると、よりベストな状態に保てます。
私の場合、夏は「中」より少し強め、冬は「弱」に設定。これで食材も長持ちしますし、電気代もムダになりません。

難しいことではなくて、ただ「季節に合わせてスイッチをちょっといじるだけ」。でも、それだけで冷蔵庫の使い方がぐっとレベルアップしますよ!